成体のマスカガメには1週間に2回から3回与えればよく、成長が早い幼体のマスカガメには1日に1回、あるいは2日に1回与える。雑食性動物ではあるが、肉類を好む。普段はエビやカタツムリなどの軟体動物、トンボ、ミミズなどの昆虫、ワームなどに餌を与えたり、植物に餌を与えたりして栄養バランスをとることができる。例えばウキクサなどだ。生きた餌を与えるときは殺菌消毒に注意し、彼らが病原菌を運んで亀が病気にならないようにしなければならない。
人工的に合成された飼料を与えることもできます。カメの餌を購入する際には、このカメは底で餌を探すのが好きなので注意し、水底に沈めることができる餌を選ぶとよい。このカメを飼育するには、カルシウムをこまめに補給する必要があります。例えば、カメの餌にカルシウム粉とビタミンD3をまぶすなど、日常の食事にカルシウムを加えるといいでしょう。給餌後は食べ物の残渣や排泄物を速やかに掃除し、水質をきれいに保つ。
1回に与える量は、カメの頭と同じくらいの大きさでよいうえ、温度の高低に応じて、与える量を適切に増減させる。冷やしている間は餌を与えないように注意することもある。給餌の時間帯は毎朝か夕方を選ぶことができ、春と秋はそれに応じて給餌量を増やすことができる。春は骨が成長する時期なので、栄養を補給しなければならない。カタツムリ、卵の殻、イカの骨、淡水エビなどに適度に与えてカルシウムを補給する。秋は太るのが主で、すぐに冬眠に入るので、肉をたくさん食べさせて脂肪を蓄えておくといいでしょう。