水槽で魚を育てるには、まず餌やりに気をつけましょう。魚によって食性が異なり、草食性の魚は植物性の餌を好み、肉食性の魚は魚やエビを餌とするため、適切な餌を選んで与えなければならない。また、餌を与える時間にも注意が必要です。通常は午前9時から午後4時の間ですが、この時の温度は魚が食欲をそそるのに適しています。
水槽内の水質をきれいに保つためには、必ず定期的に水の入れ替えをしましょう。水交換の周期は一定ではなく、これは水質の悪化のスピードにもよりますが、悪化のスピードが速ければ水交換は適度にこまめに、1週間に1回、悪化のスピードが遅ければ半月に1回、1分の1程度ずつ交換することができます。
魚類は変温動物として温度への適応能力に限界があり、温度が高いときはより元気で食欲もありますが、低温では萎えてしまいます。そのため冬場になると、温度調節には注意が必要で、熱帯魚であれば、どの時期でも20℃以上の水温を確保しなければなりません。
魚類の健康にとっても特に重要である。酸素ポンプを用意して終日酸素充填を行うと、酸欠などの事態を避けることができる。酸素充填は呼吸に役立つだけでなく、水質の維持にも役立ち、硝化システムの構築にも一役買っている。