草亀は干すことも水の中で干すこともできるが、この2つの日向ぼっこの方法にはそれぞれ長所と短所があり、飼育者が自分で選ぶことができ、草亀自体は日向ぼっこをする場所にうるさいことはない。日光を浴びるのはビタミンDの合成を助け、カルシウム物質の吸収を促進するためだけなので、水の中で干しても乾かしても効果は同じです。
人工養殖クサガメを干すには、容器の中に天日干し台を作って、天日干しの時間を自由に選ぶことができます。しかし干し物は脱水状態になりやすいので、クサガメに日向ぼっこをする際にはこの点に注意が必要です。
もちろん、飼育者は水の中で日向ぼっこをするという選択肢もありますが、日向ぼっこの際には日向ぼっこの半分を遮る必要があります。こうすれば日陰に隠れて休むことができるし、水温があまり高くならないし、藻や苔の成長も減らすことができる。
クサガメが日向ぼっこをする時間は気温で決められますが、夏場であれば日向ぼっこをする時間は短くてもかまいません。日光を浴びる時間は1回あたり30~60分にすればいいのですが、夏場は温度が高く、干している時間が長すぎると脱水になりやすいからです。秋や春であれば、日光浴の時間は1時間から1時間半程度に抑えることができます。春秋は気温が低いため、日光を多く浴びることで食欲や活動量が高まり、免疫力が強化される。