草亀は日陰での活働が好きだ。野生の草亀は普段は湿潤な草むらや田んぼの中にいるので、日陰での活働が好きだ。しかし、クサガメは日光浴が好きで、特に野生のクサガメは、群れをなして水源に近い岸辺に登って日光浴をし、敵や何かがあるとすぐに水中に潜ってしまう。
養殖された草亀は、容器の中に干し台を設けて、自分で生活する場所を選べるようにすることができる。さらに自分で日光浴の時間を決めることもでき、日光浴の時間が長くなって脱水症状にならないようにすることもできます。
クサガメは日光浴をすることで新陳代謝を促し、成長・発育を加速させることができます。カルシウムやリンなどの吸収を促し、免疫力や抵抗力を高めることもできる。太陽の紫外線は背甲の細菌を殺し、腐皮や腐甲の問題を減らすこともできる。
日なたぼっこのメリットが多い草亀ですが、飼育者もいつまでも日なたぼっこをしているわけにはいきません。毎日2~3時間は日光を浴びることができますが、日光を浴びるときは、11時~3時の日光を避けたほうがいいでしょう。