ブラジルガメの産卵は一般的に4月下旬に始まり、時間はすべて午後の17-18時。ブラジルガメは自らペアリングし、ペアリングに成功すると陸地か水中で交尾するかを選択する。交尾すると1匹前後のメスが産卵を開始するが、産卵前に土が軟らかい場所を選んで穴を掘って、そこに腹ばいになって産卵する。産卵が完了すると、産卵した卵を土で埋め、腹甲で平らにしてから離れる。ブラジルガメは穴を守ることができないため、飼育者は産んだ卵を無事にふ化させるために容器の温度と湿度を確保する必要がある。
1、ブラジルガメが産卵してから自然孵化を選択することができて、卵を取り出すことなく、自然の光、温度、湿度によって孵化することで、この孵化方式は比較的に便利だが、人工孵化に比べて孵化率はかなり減少する。
2、人工孵化を選択することもでき、ブラジルカメの産卵前に適切な孵化箱を用意し、底に高さ2センチのスポンジを敷き、含水率を90%にする必要があり、中層を溝に入れ、産卵した卵を溝に入れ、上層にさらにスポンジをかぶせ、上層のスポンジの含水率を50%にする必要がある。孵化ケース内の温度は28-30度、湿度は85-90度に制御する。一般的には2カ月ほどでふ化する。