池の水が濁っていたら、まず行うのは水を加えて水を入れ替えること。水が少ないと魚が集中して水質の維持が難しくなるので、適度に水を加えて水位を高くする必要があります。すでに水が多くなっていても水質が濁っている場合は、古い水の一部を排出して新しい水を注入する必要があります。
池の水が痩せていて植物プランクトンが少ないと、池の底の土砂が水中に浮遊して水が濁ってしまいます。このような場合には、適切に施肥して水の肥厚度を高めるとともに、保肥にも注意しなければならないが、施肥後にすべて流失してしまっては水の改善効果はない。
普段から養魚で餌やりをしすぎると、残餌やふんで水が濁ってしまう場合、餌やりを控える必要があります。もちろん、餌が少なければ、魚も動き回って土砂をかき回したり、水を濁らせたりするので、その際は餌の量を増やす必要がある。そのため状況に応じて餌やりを控える。
毎年清池を行う必要がありますが、もし清池を行わないと底質が悪化して魚の健康には非常によくありません。清池は消毒するだけでなく、水底の泥を掘り起こして嫌気性菌が生育する環境を減らすことが重要で、これにより水が澄んだ状態になります。