フナは我が国で生活している魚で、人工養殖することができて、比較的に高い経済価値があります。フナを養殖するには、十分な食物を用意しなければならない。そうすれば、フナの生長に十分な栄養を与え、生長の勢いをよくすることができる。フナは好き嫌いがなく、動物の飼料も植物の飼料も食べることができますが、相対的に動物の飼料に含まれる栄養のほうが多く、フナの成長を促進する作用が強いので、なるべく動物の飼料を多く食べさせます。具体的に見ても種類が多く、小魚、小エビ、水生昆虫、ミミズなどなど。
ただ、フナの餌に動物の餌を使うだけでは、栄養素が不足する可能性があります。コストも高くなりますので、普段から適当に植物の餌を与えてもいいでしょう。各種の水生植物やトウモロコシ、小麦のぬかなどの谷物でもいいです。また、人工的に作られた顆粒状の飼料をそのまま食べさせるのも良いですが、その中に含まれている栄養分が多く、価格も特に高くないので、比較的手頃です。
フナを養殖する際の重要な役割であることはすでに紹介した。餌の種類は非常に重要であり、また餌を与える頻度も比較的重要である。フナに与える具体的な回数は、周囲の水温やフナの年齢に応じて調節する必要がある。幼魚のフナは1日2~3回、大人になってからは1日2回の餌やりが可能である。ただ、冬場にこれほど頻繁に餌を与えなくてもいいのは、水温が低いとフナの食欲が弱まるためで、この時は数日おきに与えるのが一般的で、長時間餌を与えないわけにもいかない。
