魚の水かきに使うのはヒレ。ふかひれはその付属肢で、主に枝ひれ担骨とひれ条からなり、ひれ条はまた二つの類似したものに分かれています。一つは分節していないもので、もう一つは分節または分枝しているものです。通常、魚類のひれには胸ひれ、腹ひれ、背びれ、尻ひれ、尾ひれの5種類があるが、特殊な脂ひれが存在する魚や、ひれの一部が退化したり変形したりしている魚もいる。
1、胸びれ:胸びれは魚の頭の少し下の位置に生えていて、陸生動物の前肢のようなもので、尾びれが働かないときに一定の動力を与えて前進させるだけでなく、片側の胸びれを揺動させることで旋回することもできる。また、高速で泳ぐ際には胸びれがブレーキの役割も果たす。
2、腹びれ:腹びれは陸生動物の後肢に似ていて、背びれと尻びれを調整してバランスを維持することができて、同時に魚が昇降して曲がる時にも補助的な役割を果たすことができます。なお、腹びれの位置は固定されているわけではなく、はいでん穴の両側に生えているものもあれば、胸びれの前方に生えているものもあり、また両鰓の間に位置しているものもある。
3、背びれ:背びれは魚の背中に生えており、バランスを保つ役割を果たす。しかし、魚によっては背びれが動力の源となっていて、例えばタチウオ、デンキウナギ、アナゴなどは背びれを使って前に進むことができます。
4、尻鰭:尻鰭は魚体の腹部の中央線に位置し、主にバランスを保つ役割を担い、同時に協調して泳ぐことができる。ほとんどの魚の尻鰭は1つしかなく、タラは2つある。
5、尾ひれ:尾ひれは魚の最も重要なヒレで、それは尾の部分に位置して、左右に揺動することによって前進する動力を提供することができて、同時にまた游働の方向を制御することができます。もし尾ひれを失うと、魚は曲がることができません。