スッポンの卵は孵化に1~2カ月程度の期間が必要となるが、どのくらい孵化するかは、その環境に大きく依存する。通常であれば、自然ふ化までの期間は少し長く、2~3カ月はかかるだろう。人工ふ化にかかる時間は短くなるが、温度にも左右される。
温度が低いと孵化までの期間も長くなり、約1カ月かかる。温度が高めだと孵化までの期間も短くなり、半月ほどで孵化に成功するものもある。しかし品種によっては、ふ化の時期にも影響が出てきます。山瑞スッポンのように、水温を30℃に保つことができても、孵化に成功するまで2カ月ほどかかる。また中華スッポンの場合は、孵化に成功するまで1カ月半ほどかかる。
1、環境:小スッポンは生まれたばかりで、直接水中に入れることができない。飼育者は砂を用意して、その上で動かせるようにすることができる。外の環境に慣れてきたら、水に入れてみてください。水温の変化に敏感なので、飼育者は水温を30℃に保ったほうがいい。
2、餌やり:生まれたばかりのうちは餌やりは不要で、新しい環境に慣れてから、小さな水棲生物に餌やりをしてみてください。