錦鯉にいる寄生虫は内寄と外寄、つまり体内寄生虫と体外寄生虫に分かれます。体内に寄生虫が見つかりにくく、魚が感染すると食欲が落ちたり、体色が暗くなったりしますが、このときは虫下し薬で治療する必要があります。体外寄生虫は見やすく、寄生虫の種類によって扱い方が異なり、温めたり、投薬したり、抜いたりしなければならない。
1、小瓜虫:水質がきれいでなくて、錦鯉は小瓜虫に感染しやすい。感染以降、ニシキゴイは皮膚がただれたり、局所的に壊死したりすることがあり、重症化すると死に至る。治療するには、水温を上げて28度まで上げる必要があります。コグワムシは暑さに弱いため、温度が高くなりすぎると、コグワムシがどんどん抜けて死んでしまう。28度は高温で、水槽に酸素を入れる必要があるが、そうしないとニシキゴイが窒息しやすいので注意が必要だ。
2、アンカーヘッド:水温が高くなったり低くなったりするうえ、水の交換がまめでないと、アンカーヘッドに感染しやすくなる。錨頭に感染した後、錦鯉は局部的に赤く腫れてただれてしまうことがある。大きな成虫の場合は、ピンセットでそのまま抜くことができる。その後、メトリホナート溶液に錦鯉を浸すと、メトリホナートがアンカーの頭の幼虫を殺す役割を果たす。錨の頭がすべて取り除かれた後は、錦鯉を正常に養生すればよい。
3.ウミジラミ:ニシキゴイが群れで養殖していると、ウミジラミに感染しやすい。ウミジラミに感染すると、ニシキゴイは腹水症を発症し、重症化すると死に至る。このような場合には、直ちに食事を止め、腹水症が進行しないようにする必要がある。あとはメトリホナートを使って全池かけをすればいい。