カメを飼育するには、まず大きめの容器を用意する。亀を飼うには専用のかめがあり、かめ用の鉢がなくてもいいが、飛び出してこないようにしなければならない。容器の中に砂を敷き詰めるとともに、きれいな水を注ぐ必要があり、水質の良し悪しが健康状態を左右する。
カメを飼うための水は通常水道水で、この水は汚染されていないが、消毒すると若干塩素が残り、カメの健康によくないので、水を閉じ込めて塩素を除去する必要がある。このほか、カメは変温動物として温度にも一定の要件があり、低温でも生き残ることはできるものの、あまり元気がないため、20℃前後に保つことが望ましいとされています。
カメが成長する過程では、適切な光が必要であり、光は温度を上げ、消化を促進し、新陳代謝を促進するだけでなく、殺菌作用も果たす。また、カメも光を当ててビタミンD3などの栄養素を合成し、発育を促す必要があります。でも、光がよくても、時間が長くてはいけません。
カメにはある程度の腹持ちがあるが、腹持ちもよく、空腹になれば当然餌を与えなければならない。雑食動物として食べられるものはたくさんありますが、人工飼育ではカメ餌や肉類を選んで与えたり、普段から野菜をプラスしたり、カルシウムの補給を心がけることで栄養バランスを保つことができます。