野外に生息するクロコダイルガメであれば、通常であれば毎年11月に冬眠が始まり、翌年の3月に目覚め始めるが、その時期は、生息環境によりけりである。人工養殖のワニガメが、具体的にいつ冬眠に入るかは、やはり飼育の温度による。飼育温度を20℃に保ったままにしておけば、冬の間、冬眠に入らずにすむ。15℃以下で飼育していると、すぐに冬眠に入ってしまいます。いつ目覚めるかは飼育温度にもよるが、15℃以上になれば目覚めることができる。
クロコダイルガメの冬眠時の水温に対する要求は高くなく、飼育者は水温を5-10℃の間に保つだけで、彼らは穏やかに冬を過ごすことができる。しかし彼らは周囲の変化に敏感で、飼育者も水温や水質に大きな変化が出ないようにしなければならない。また、冬眠に入ると新陳代謝が最小限になるため、飼育者は頻繁に水を交換する必要はなく、だいたい1~2月に1回程度で済むという。水を替えるときも温度差が大きくならないように注意して、それらが影響を受けないようにしましょう。冬眠中、彼らは餌を食べる必要がなく、飼育者は餌を与える必要もない。彼らが目覚めた後も、飼育者はすぐに餌を与えることはできず、環境に慣れてから餌を与えてみなければならない。