黄頭側首亀は幼少期には雄雌の見分けが難しく、飼育者は大人になってから、部位ごとの特徴から判断する必要があるので、詳しく紹介します。
1、腹部を見る:黄頭側首亀が成人してから雄と雌の腹部は異なっており、正常に言えば雄の腹甲は凹んでおり、雌の腹部は平らである。繁殖の際に雄ガメが雌ガメの背中に乗り込むため、腹甲がへこんでいる部分が、雌ガメの背甲が突き出ている部分とぴったり合うからだ。
2、尻尾を見る:飼育者もその尻尾から判断することができるが、一般的に雄の尻尾は長く太く、雌の尻尾は短く細い。
3、漏殖孔を見る:オウミガメのオスとメスの漏殖孔にも一定の違いがあり、成人以降のオスの漏殖孔の位置は腹甲に近いものが多く、メスの漏殖孔の位置は尻尾に近いものが多かった。
4、体の大きさを見る:同じ環境で飼育されているキイロゾウガメであれば、飼育者も体の大きさから性別を判断することができる。通常であれば、母カメの体は大きめで、雄カメの体は小さめになる。
キイロハコガメオスメスは一緒に飼うことができますが、体が大きく、大人になると体長が60cmほどになりますので、オスメスを一緒に飼う場合は、大きめの容器を用意する必要があります。また、成体になったキイロゾウガメは食べる量が多く、飼育者が2匹を一緒に飼うには大量の餌を与えなければならない。