ウラジミガメは体の大きさによって適した水位の高さが異なり、飼育者は体の大きさに応じて水位を決める必要がある。生まれたばかりのユウガメは、体が小さく、体力や泳ぎ方が劣るため、浅い水中での生活が必要になる。このとき、飼育者は頭を上げたりつま先立ちをしたりして換気できるように、水位を背甲より下の高さに保つ必要がある。体が少し成長して泳げるようになれば、飼育者は水位の高さを背甲以上2-3センチに抑えることができる。円澳亀が成体になってからは、深水で飼育することができるが、深すぎてはならず、水位の高さは背甲の高さの2−3倍に抑えることができる。
丸豪ガメの原産地はオーストラリアなどの地域で熱帯気温なので、彼らが普段生活している環境の気温も比較的高い。人工飼育されている円澳亀は、水温を28−30℃に保つ必要があり、秋・冬は、加熱棒を使って水温を一定に保つ必要がある。円澳亀は暖を好み寒さを恐れ、水温が低すぎると活動量の減少、食欲の減退、免疫力の低下などの問題が生じ、時間がたつと成長・発育の速度に影響を与え、健康にも影響を及ぼす。