カネガメは生後3、4カ月になるとオスとメスを見分けることができます。カネガメは雌雄異体で、繁殖方法は卵生。成熟すると、雌1匹が3−9個の卵を産むことができる。産卵の時期は年齢に左右され、性成熟したカネガメが繁殖能力を持ち、雌ガメの多くは6−7齢で性成熟し、産卵が可能となる。雄ガメは性成熟が早く、一般的に4-5齢で性成熟する。親ガメを選ぶには、必ず老成したものを選ぶようにして、生殖器が発達した方が成熟しており、産み落とされる卵の質も高く、オウミガメが孵化する確率が高い。
1、尻尾:雄亀の尻尾は長く、リュージョンホールは尾盾の縁からも遠く、腹甲がへこんでいる。母ガメの尾は細くて短く、背甲はふっくらとしており、腹甲は比較的平らである。
2、手による鑑別:一方の手を縦に持ち上げ、もう一方の手を頭と前足に当てて尾を突き出し、尾が尖ったものを突き出した時点で雄と判定され、雌と変わらないのが一般的である。
3、生殖孔:ゴミガメの四肢と頭部を手で押さえると、雄のゴミガメは生殖器を見ることができる。