真タラと銀タラの名前は近いですが、名前には「タラ」という文字がついています。そのため、同じタラだと思う人もいれば、名称が違うだけで同じタラだと思う人もいる。実はどちらの見方も間違っている。真タラと銀タラは違うこと、銀タラは名前に「タラ」とついていてもタラではなく、真タラは正真正銘のタラであることからも、両者が実は違うことがわかる。また、真タラと銀タラは見た目や分布にも若干の違いがあり、これによって区別することができます。
1、科属区別:上述したように、真タラと銀タラの違いは前者がタラに属し、後者はタラに属しないためだ。具体的には、マタラはタラ目タラ科、ギンタラはカサゴ目黒カサゴ科で、タラの一種ではないという違いが大きい。
2、分布海域の違い:真タラと銀タラはいずれも海魚であるが、分布する海域は同じではない。真タラには2つの品種があり、太平洋に生息するものと大西洋に生息するものがあり、銀タラは主に太平洋に分布している。
3、鱗の違い:外観から見て、魚の鱗は真タラと銀タラの違いの主要な体現の1つである。真タラのウロコはほぼ丸ウロコですが、銀タラのウロコはほとんどクシウロコです。
4、色の違い:この点も同様に真タラと銀タラの外観の違いの一つである。真鱈の色はどちらかというと薄い。
5、別名の違い:二つの異なる魚として、真鱈と銀鱈には異なる別名がある。真鱈は「灰鱈」とも呼ばれ、銀鱈は「裸蓋魚」とも呼ばれる。