ニシキゴイという魚類のオスとメスの間の差異はやはり比較的に明らかで、主にそれらの体型、生殖孔、胸腹びれなどの部位に現れて、飼育者はよく観察する必要がある。
1、体型区別:雄魚の体は比較的にやせて長く、雌魚の体は短くてふっくらしていて、腹部は比較的に大きい。産卵シーズンになると、この違いはさらに顕著になる。
2、頭の形の違い:オスは頭部が大きく短く、額がやや出っ張っている。母魚の頭部は比較的小さく長い。コントラストが強い。
3、胸びれの違い:雄の胸びれは比較的太く強く、とがった形をしている。一方、母魚の胸びれは比較的大きく、楕円形をしている。また、雄は繁殖期には追星(胸びれとえらの第一鰭条の部分に粒の突起がある)が見られるが、繁殖期を過ぎると追星はなくなる。
4.腹部の違い:雄の腹部は比較的硬くて平らな形をしており、雌の腹部は比較的柔らかくてふくよかである。手で触れるだけで見分けることができます。
5、生殖孔の違い:雄の生殖孔は凹んでおり、手で押し出すと乳白色の精液が出てくる。母魚の生殖孔は突起状になっており、手で押し出すと糞だけが排出される。
6、産卵動作の違い:繁殖期に入って産卵すると、母魚は絶えず泳いでオスの注意を引く。オスの状態は通常よりも高揚しており、母魚にも意図的に親しんでいる。この点は比較的観察しやすい。