飼育者がまずすべきことは、病気になった魚を隔離し、水槽を消毒して水質を変え、他の魚に感染しないようにすることである。そして病気の原因に応じて対症療法をすればいい。
1、腐鰓病:この病症の多くは粘球菌感染によるのである。病気になると病気の魚は食欲不振や体色の減退、頭部の黒ずみ、エラの腐敗などを示し、重症化すると死に至ることもある。この疾患は、低濃度の赤水銀溶液を用いて治療することができる。
2、赤皮症:この病態は蛍光および毛桿菌感染によるものである。病気の魚は群れに合わず、動きが遅い様子を示し、ひどい場合には魚体の表面が充血して炎症を起こしたり、うろこがはがれたり、ひれが腐ったりして、治療を怠ると病気の魚が死んでしまうことがあります。この病気はフラボシリンを用いて治療することができる。
3、縦鱗病:この病気は毛桿菌によるもので、伝染性は非常に強い。病気になると、オウムフィッシュは呼吸困難や腐ったエラ、縦ウロコを起こすことがある。この疾患は、フラボシリンまたはゲンタマイシンを用いて治療することができる。
4、白点病:この病態は出現する確率が比較的高く、病因は主に水質汚濁による寄生虫感染である。病気になると、オウム魚の表面に小さな白い点がたくさんでき、表情がうつろになり、食欲がなくなる。この病気が発見されると、水温を30度まで上げることができる。重症の場合はペニシリンで治療する。