金魚が紅点病に感染すると、えらが赤くなる現象が現れるほか、その体の両側や腹部にも紅斑が現れ、ひどい場合は金魚の皮膚が病原菌によって破壊されることがある。金魚が紅点病にかかっていることを発見したら、速やかに治療しなければならない。まず、金魚にきれいな水に取り替え、二酸化塩素2ppmで金魚に薬湯を与え、同時に飼料1キログラムに対してテトラサイクリン3グラムの割合で薬物を添加し、1日2回、1週間続けて餌を与えなければならない。
寄生虫の寄生によって起こる腐ったえら病は、金魚のえらが赤くなるほか、金魚は比較的うつろで食を拒み、体の色も黒く暗くなり、ひどい場合はえらが閉じられず、粘液が充満して金魚が呼吸できなくなり、死に至る。初期治療では2%の塩水で金魚の患部を拭いたり、塩水の中で10分ほど入浴したりする。深刻な場合には、可硫酸銅0.01グラムを水1キログラムに溶かし、病気になった金魚に毎日10−15分間薬浴を与えることができる。金魚の治療のほか、金魚鉢を消毒し、金魚をすくって別の飼育にし、さらに金魚鉢を新しい水に入れ替え、3日間日光にさらして寄生虫を自然死させた後、再び金魚を水槽に戻す。