トウモロコシで巣を作ってからどんな餌で釣りをするかは魚の種類によって決まりますが、ほとんどの淡水魚は雑食性の魚なので、餌の違いはそれほど大きくありません。しかし、ソウギョやコイなど、精進料理が好きな魚もいて、素餌で釣りをするのに適しています。よくある素餌といえば、米ぬかやサツマイモ、トウモロコシなど。
これら以外にも、カボチャの葉やヨシの葉、新鮮な麦粒などを使ってもOKです。しかし、ハクレン、レンコクレン、ナマズ、こうじなどが一番好きなのはやはり肉食の餌で、釣りの時にトウモロコシで巣を作ることはできますが、釣りに使う餌はアカ虫、ミミズ、ドジョウなどを選ぶのがベストです。
餌によって作り方や原料は異なり、上記のトウモロコシのように、そのまま使ってもいいし、基礎の餌と混ぜてもいい。新鮮なトウモロコシのほか、トウモロコシ粉や小麦粉に白砂糖を加えて素餌にすることもでき、魚への吸引力も比較的大きい。
しかし下餌を作る過程は少々煩雑になるので、まずはアカワシやドジョウなど、魚が好みそうな下餌を選びますが、生き餌であれば別のものを入れなくてもいいでしょう。フリーズドライのエサであれば、いったん割って数種類のエサを混ぜ、臭みのあるベースのエサを加えると効果的です。