グッピーが妊娠すると、尻びれと腹びれの間に三角形の色の塊ができますが、これがグッピーの胎斑です。グッピーが妊娠したばかりの頃は、胎斑ははっきりしないので、飼育者がよく観察しないと発見しにくいのが普通です。グッピーは妊娠中期になると、斑が目立つようになりますが、この時の斑の色は褐色です。それらが出産間近になると、タイヤの斑の色が濃くなっていき、最終的には黒くなっていきます。飼育者がグッピーが交尾した時期を特定できない場合は、胎児斑の色からおおよその妊娠時期を判断することができる。
飼育者は胎児斑で妊娠の時期を判断できますが、初めて出産した母魚は妊娠時に気付きにくく、出産直前になって初めて顕著になることがあります。何度も出産したグッピーは、さらに妊娠すると目立つようになり、妊娠の時期とともに色が濃くなることもある。
グッピーに胎児斑ができるのは、卵の表現には黒い膜があり、グッピーの母魚の体は非常に透明なので、妊娠しているときに、胎児斑が観察されるからです。
しかし、グッピーの胎児斑は妊娠によって産まれたのではなく、発育成熟後に胎児斑が出現するが、明らかではない。ただ、母魚が妊娠すると腹部が大きくなり、卵の色で斑もはっきりする。