セアカミミガメは一般的に背中を干す必要はありませんが、ひなたぼっこを好む品種もあります。ディンプルガメの大きな特徴は、ほとんどの時間が水中に潜んでいることで、水中呼吸の能力はないが、息を止める能力は高い。例えばワニガメやブタ鼻ガメなどだ。この種のカメは繁殖の時以外はめったに上陸しないため、日光浴をあまり必要としないが、一部のディンプルガメは日光浴をしなければならない。
1、温度を上げる：背を干す第一の利点は温度を上げることで、変温動物として、亀の活働は往々にして温度と密接に関係して、温度が比較的低いと亀はあまり活発ではありません。逆に、温度が上がると、その新陳代謝が速くなり、自身も活働好きになり、食欲も上がります。
2、細菌を退治する：日光の中には紫外線が含まれているので、いくつかの細菌に対してはやはりとても良い殺菌作用があります。特に長期間水の中に浸しているカメにとって、亀の背には簡単に各種の菌類があります。日光を浴びることによって、それらをすべて退治することができて、それによって各種の疾病を予防することができます。
3、カルシウムの吸収促進：背中に日焼けすることで、カルシウムの吸収も促進されます。日光を浴びることでカルシウムが補給されるわけではありませんが、ビタミンD3の合成が促進されます。このビタミンはカルシウムの吸収に大きな助けとなり、骨の成長にも役立ちます。また、軟甲病などの予防にもなります。
