異なる魚をまとめて飼うことはできますが、すべての魚をまとめて飼えるわけではありません。穏やかな気性の魚であれば、一緒に飼っていてもあまり問題はありませんが、気性が荒く攻撃的な魚であれば、一緒に飼っているとけんかになりやすいので、混養魚は必ず品種を選びましょう。また、魚の体の大きさも問題で、大きな魚と小さな魚を一緒に飼っていると、大きな魚は必ず小さな魚を食べてしまう。
1、体形:混養する魚のまず注意しなければならないのは体形です。上で述べたように、体の大きい魚は体の小さい魚を食べてしまうのですが、大きい魚が小さい魚を食べるのは天性であり、また魚も純粋な草食性ではなく、基本的に雑食性なので、大きく食べられないように、小さくても大きな魚の口より大きめの魚を飼う必要があります。
2、習性:混養する魚は習性を合わせたほうがいい。熱帯魚の場合は熱帯魚と一緒に飼ったほうがいいですし、冷水魚と飼っているとトラブルが起きやすいです。また、弱酸性の環境を好む魚もいれば、弱アルカリ性の環境を好む魚もいますが、こうした魚も一緒に飼うことはできず、そうでないとどちらかが飼えない状態になってしまいます。
3、空間:魚が戦わないように、混養魚には十分な空間が必要である。そうすれば、けんかをしても逃げるチャンスがある。スペースが小さければ、攻撃された魚が逃げられないと撃ち殺される可能性がある。