地図亀は草亀と一緒に飼うことができるが、どちらも比較的一般的なカメ種であるうえ、草亀は性格が温和で、環境への適応能力が高く、水温や水質、食べ物への要求も高くないため、とても飼いやすいカメである。しかし、地図亀は水温に対する要求が高く、26-28℃の間の水温の中で正常に生活する必要があり、飼育者は1つの加熱棒を用意して水温を一定に保つ必要がある。また活発で草亀に迷惑をかけやすいため、飼育者は衝突しないよう十分なスペースを用意する必要がある。また、マップガメは比較的餌を奪う能力が高いため、飼育者は餌を与える際に注意し、草ガメが餌を奪えずに栄養不良にならないようにする必要がある。
マメガメは、草ガメと同じように環境への要求が高くなく、雑食性の動物で、多くの餌を受けることができるブラジルガメと一緒に飼ってもいい。混合飼育の場合、飼育者は飼育空間や給餌などにも注意を払う必要がある。飼育者はこのほか、けんかをする場合にも注意が必要だ。アシガメも活発な性格なので、アシガメと一緒に養生するとけんかになる可能性がある。飼育者が一緒に育てたいのであれば、幼少時から混養したほうがお互いの存在を熟知しているため、けんかを減らすことができる。