スカベンジャーは下層で活動しており、飼育者が魚の餌を食べさせるには、いくらか沈み込んだ餌を選ぶことになる。大きめのペレット飼料の場合は、あらかじめ水に浸してから握りつぶすことで、水底に沈めることができる。シート飼料の場合、水で濡らしてから水槽に入れると、ゆっくりと水底に沈み、スカベンジャーが餌を食べることができる。動物性のエサを食べさせたい場合は、長いクリップを用意してエサを挟んで水底に入れ、スカベンジャーが食べ終わったらクリップを持ち上げるだけ。
スカベンジャーは常に水底で活動しており、普段から苔や藻、食べかす、糞を食べているので、普通に給餌している場合には、餌を食べることは難しく、飼育者も普段から栄養不良にならないように注意して給餌する必要がある。
スカベンジャーは餓死するが、特に大人のスカベンジャーは食べる量や体が大きくなり、水槽内の藻や苔ではそれらを満たせなくなっている。餌を与えないと飢え死にしてしまう可能性が高いのです。また、スカベンジャーは空腹の時、他の魚の粘液を吸うことがあります。特に病気の魚は、飼育者が十分な餌を与えたほうが、他の魚の安全にもつながります。