夏には、鯉は釣れる代表的な魚種であり、多くの水域に鯉がいて、しかもすべて釣ることができる。しかし、この季節のコイ釣りでは温度が高くなりすぎることが問題となり、その場合にはコイの活性や分布水層に影響を与えるため、この特徴をもとに釣りの深さや遠近距離を決定する必要がある。夏の日中は暑いが、夜に夜釣りをするには温度的にも适当なのだ。また、この時は夜で静かなため、一般的に鯉はより大胆で浅い層に出て行働する。
この場合、岸に近い浅い位置、つまり浅瀬のすぐそばで釣ることができる。このとき、深さは1、2メートル、遠近は2、3メートルに抑えることができる。ただ、これだけが選択肢ではない。夏には、日中より気温がかなり低く十数度まで下がることもあるし、岸の環境が騒がしくて鯉自体が臆病な場合もある。このような場合には、より深く、より遠くの位置で釣りをすることが考えられ、鯉のいる水の層に触れやすくなる。そのため、どのくらい深く、どのくらい遠い位置で釣るかは固定ではなく、柔軟に調節しなければならない。
すでに紹介したように、夏の夜の鯉釣りの際には、釣りの深さや遠近に注意が必要だ。そしてもう1つの問題がエサで、その際にはコイの習性に合わせて用意することになります。温度が高くなる夏場は、コイが素餌に興味を持つので、あっさりした餌に目を奪われやすく、このような物質を用意しておくとよいでしょう。まず、とうもろこし粒は、夏の夜の鯉釣りなどでよく使われますが、茹でたり、水に浸したりするなどの処理が可能です。また、サツマイモは甘みがあり、鯉も興味を持っていて、さつまいもを茹でて使っています。麦粒も、ゆでて使うことができますが、どれも効果が高いです。