養魚用酸素ポンプは、交雑してできた魚で、先天的に唇が閉まらず、水の流れを飲み込む能力が劣るため、水の流れとエラの交換によって酸素を得る能力が弱い。水槽内に酸素ポンプを設置しないと、水中の溶存酸素量が減り、オウム魚は酸素が不足してしまう。だからオウム魚を飼育する際には、酸素ポンプを取り付けて正常に成長させる必要がある。
このほかにも、飼育者は普段から水をこまめに交換し、水質の悪化は水の溶存酸素量にも影響するため、できれば1週間に2-3水を交換することで、水の溶存酸素量を増やすこともできます。循環ポンプを設置して水質悪化のスピードを遅らせることもできる。
オウム魚は熱帯観賞魚で、生活に適した水温は25~32℃の間ですが、一番好きな水温は28℃なので、飼育者の方は加熱棒をつけたほうがいいです。水温の変化にも敏感で、温度差が大きかったり温度が低かったりするとストレス反応が出て体色が暗くなったり白くなったり、黒い筋やまだら模様になったりすることがあります。だから普段からオウム魚を飼育している間は、温度差が2℃を超えないように注意しなければならない。