金魚鉢の水垢を掃除するには、歯磨き粉で掃除するのが一番です。きれいな布を用意し、その上に歯磨き粉を絞って、水垢のついたところに塗って拭けば、すぐに水垢が取れます。ふき取る前に魚をすくい、中の水を抜くようにすると影響が出ないので注意が必要です。
水槽内のスケールは通常アルカリ性物質であるため、酸・アルカリ中和により処理することができる。よく使われる酸には酢酸とクエン酸がありますが、酢酸は白酢を使って、それを水垢に注いで拭き取るだけです。いずれの酸も水槽に入ると水質が変わるので、きれいにしてから魚を戻すのがベター。
水垢を処理する最も良い方法は軟水樹脂を使用することで、その作用は水体の硬度を下げることで、水中のイオンは吸着して行くことができて、水垢の発生を避けることができます。軟水樹脂は長く使うと効かなくなるので、その際に1つ交換する必要がありますが、そうでないと機能しませんので注意が必要です。
以上の方法のほかに、もう一つの方法は、食性の雑な道具魚を養うことで、それらも水垢を食べることができます。ただし、引魚が入ってくる前には、悪玉菌を水槽に持ち込まないように消毒・殺菌を心がけるとよいでしょう。