飼っている魚の体に白い点々ができたら、まず隔離する。この病気は寄生虫に感染したことが原因で、健康な魚にもうつらないように病気の魚を隔離する。しかも隔離後に断食しなければならないのは、魚があまり食べないので、餌を与えても効果がなく、逆に水を汚すからだ。
白点病では、まず水を交換して温めることが必要です。水の交換は水の環境を改善するだけでなく、魚にも一定の刺激を与えることができる。昇温は良い治療効果があるが、原因となるコグワムシは高温を恐れるため、水温が28℃に達すると徐々に退治される。
白点病の情況が比較的に深刻で、昇温の治療効果が限られている場合は、薬物による治療を行う。通常2ppのメチルブルー溶液を用意し、そこに病気の魚を6時間浸すが、0.05ppmのマラカイトグリーンに、25ppmのホルムアルデヒド溶液を混ぜて処理することもできる。
白点病は治療のほかに、普段から予防を心がける必要がある。一番の予防法は水温をコントロールすることで、温度は25℃程度に保てば、コグワムシの成長を止め、魚の感染症を回避できる。定期的に水を入れ替えることで、水中のコグワムシの数を減らすことができ、病気になる可能性を下げることができる。