ブラジルカメはずっと水に浸かっていてはいけません。もし長期間水に浸かっていると、彼らは死ぬリスクが出てくるからです。ブラジルガメはミズガメですが、一般的に浅い水に生息しているうえ、肺で呼吸するため、長時間水に浸かっていると呼吸が不便になります。さらに水には細菌が含まれており、ブラジルガメが長期間水に浸かっていると感染しやすくなる。しかもブラジルガメは両生類のカメで、定期的に日光浴をする必要があるので、長時間日光浴をしないと甲羅が軟化してしまうのです。普段の飼育では、ブラジルガメの体の大きさに合わせて水位の高さを決める必要があり、容器内に干し台を作って休憩や日向ぼっこをする場所があるようにしたほうがいいという。
バシガメの水位は体の大きさによって決める必要がありますが、子ガメの場合は水位が深すぎず、高さは腹甲より下であればよいのです。成体になったブラジルガメであれば、水位を少し上げて、背甲がちょうど埋まったり、少し露出したりする高さにすることができる。これにより彼らは頭を上げたりつま先立ちをしたりすると呼吸ができるようになる。成体になったブラジルガメの水位は多少深くても良いが、背甲の高さの2倍以上にならないと溺死のリスクが高くなる。