ヒレが開かない原因はいろいろありますが、結局のところ魚が不調を感じているのは、新しい水に慣れていないからかもしれないし、温度が低いからかもしれません。新しい水に慣れていないのであれば、安静にすることが必要ですが、その間は水の入れ替えや餌やりを禁止することで、水の流れを悪化させてしまいますので、安静にすることでゆっくりと回復させることができます。温度が比較的低いためであれば、水温を上げて1日2℃まで上げる必要がある。
1、隔離断食:ひれが開いていないことは必ずしも病気になったとは限らないが、完全に排除することもできない。病気が健康な魚に伝染するのを避けるためには、まず一定期間隔離する必要があり、単独で飼育しても治療しやすい。また、隔離中は餌を与えず、普段から様子を見て、他の所見がないか観察するようにしましょう。
2、老三様:短期的によくならない場合は、老三様の方法で治療を行うことができます。老三様とは水の交換、昇温、塩の下入れのことで、このうち水の交換は1日おきに行い、毎回多く交換しないようにする。昇温は毎日2℃を超えないようにし、下塩は塩分濃度0.3-0.5%の間に保つようにすればよい。
3、薬物治療:細菌感染によるひれ縮みの場合は、体が腐る症状も伴う場合があり、発見したら薬物治療が必要です。通常選択される薬はイエローパウダーで、飼われている魚でもマラカイトグリーンなどの薬が使えるが、一定の毒性があるので使う前には注意が必要だ。