しっぽに赤い線があるのは虫。子宮好性線虫という寄生虫で、色が真っ赤で虫体が細長いことから赤線虫とも呼ばれる。それは主にコイやフナなどの魚に危害を及ぼし、通常はうろこの下に隠れて魚の皮膚を破壊すると同時に養分を吸収し、さらには水カビ病などの病気を引き起こすことがある。病気になったら食塩水で魚体を浸して洗ったり、過マンガン酸カリウムで病巣を塗ったりする。
1、水を交換して昇温する:一般的に魚が病気になった後、まず水を交換して昇温する。水を入れ替えて温めることは水環境を改善するとともに、子育てにも刺激的に作用し、新陳代謝を促進し、回復に役立つが、この方法だけでは寄生虫を駆除することはできず、主に他の病気への感染を防ぐことができる。
2、薬物浸洗:水質改良後、薬物で魚に治療できるようになった。通常は2−2.5%の濃度の食塩水を用い、魚を15−20分程度浸すと寄生虫の駆除効果がある。このほか、1%の過マンガン酸カリウムを患部に塗ることもできるが、えらに薬が入らないようにしなければならない。
3、日常の予防:日常の飼育過程で必ず餌を与えることに注意しなければならない。不潔な生き餌を与えることで魚が病気になる可能性が最も高い。いけす飼育の場合は生石灰で事前に浄化し、茶餅で浄化しないと幼虫が死滅せず、寿命を延ばすことに注意しなければならない。