1ムーの生簀で400〜1200匹程度の魚を混養することができるか。違いがあるのは、飼育されている主な魚種が違うからだ。ソウギョが中心であれば、1ムーで400−600尾を飼い、ハクレン200尾とコイ50尾を組み合わせることができる。コイ中心なら300尾を飼育し、ハクレン80尾とコクレン20尾を組み合わせることができる。そのほかにも武昌魚をメインで飼うことができ、一眼で1000尾を飼うことができ、ハクレン150尾とコクレン50尾を組み合わせることができる。
1、利用空間：水中での魚の生活環境は違いがあります、あるのは上層で活働することができて、あるのは中層で活働して、あるのは底の層にあります。1種類の魚だけを飼うと、水域を1層だけ占有し、他の場所は比較的空いている。一方、混養は上・中・下の水域に魚がいて、空間を十分に利用することができる。
2、コスト削減：魚によって食性に差があり、一匹だけ飼う場合は特定の飼料を用意しなければならない。しかし、混養となると、例えばソウギョに草を与えると、その糞がプランクトンに栄養を与えて成長・繁殖を促し、これらの生物は濾食性魚の美食となる。
3、収益の向上：いけすの混養はコストを下げるだけでなく、同時に収益を上げることができます。同じいけすで飼育している魚種が増えれば、生産量も増えますし、コストが高くなるわけではありませんので、収益には一定の増加があります。
