ゼブラフィッシュは上層魚で、普段は水部の上層を泳ぐのが好きで、時々ゼブラフィッシュが水面に浮上するのを見ることがあるが、これは正常な現象である。気になるのは、夜に、休んでいるはずのゼブラフィッシュが頻繁に浮上してきた場合、その大半は水中の酸素不足によるものだということだ。水槽のスペースが小さく、養魚の密度が大きいと酸素供給量が不足しやすい。酸素が不足するとゼブラフィッシュは浮上して外部の酸素を得る。その際にゼブラフィッシュに酸素を与え、酸素を供給する。
1、上層魚:上層魚は普段ほとんどの時間、水部の上層に生息しているが、たまに頭を水面からはみ出すことがある。上段の魚は下顎が上顎より長く、口の形がやや上向きになっている。
2、下層魚:水中の溶存酸素量が十分であれば、下層魚は水部の下層に長時間いることができる。溶存酸素量が比較的少ない場合は中層や水面まで上昇して酸素を吸引し、酸素を吸引した後に水の底部に潜る。下層魚は水槽の底で餌を探すことが多く、餌探しや産卵、求愛などの繁殖活動以外は比較的静かに水槽の底にいるのが一般的だ。下層の魚は下顎より上顎が長く、口の形が下を向いている。