カメは塩水で消毒しないほうがいい。カメの体は塩分を代謝できないため、消毒中に誤って塩水を飲むと、体がむくんで死んでしまうこともある。カメの健康を保つためには過マンガン酸カリウムやポビヨロンで消毒した方が効果は高いが、副作用が出ないよう濃度に注意し、普段から日光を浴びることで同様に殺菌効果がある。
1、消毒時間:カメは頻繁に消毒しなくてもよくて、通常は買って帰る時に必要な1回の毒を消して、また病気の時にも必要な消毒を消します。カメ類にはサルモネラ菌が含まれている可能性があるので、買ってきたばかりのうちは消毒したほうが無難ですし、病気になったときは治療のために消毒します。
2、選択薬:消毒用の薬は上に述べたように過マンガン酸カリウムとポビヨロンである。過マンガン酸カリウムは初心者にはよく推奨される薬であるが、用量にはこだわりがあるので、一般的にはポビドロンの方が適しており、濃度は5%程度に抑えておけばよい。
3、日常的な消毒:カメは長期間水に浸かっていると、細菌が繁殖しやすいので、勝手に普段から殺菌を心がけましょう。しかし、薬で殺菌する必要はなく、毎日日光を浴びるだけでいいのですが、脱水しないように、日光を浴びる時間もあまり長くしてはいけません。