ほとんどの亀は魚と一緒に飼うことができません。亀は雑食性の動物で、魚もその食べ物の1つで、特にワニガメなどの獰猛な亀類は、水性はいいが、魚を食べる能力も一流で、魚と一緒に飼っても食べ物としか思えず、平和に共存することはできない。だが、ブタガメ、クサガメ、キイロガメなど、魚と混養するカメもいる。
1、ブタ鼻亀:ブタ鼻亀は一種の水棲亀類で、外見はもっとスッポンに似ている。泳ぎがとても上手で、子ガメの頃は肉が大好きだったが、成長してからは植物が大好きになったので、魚との混養は問題ないとのこと。また水性に優れているため、深水飼育による溺死の心配もない。
2、黄頭側首亀:黄頭側首亀は主に南アメリカに分布し、野外では通常湖、河川及び沼で生活し、多くは植物を餌とし、それ自体の水性は悪くないので、魚と混養してもよいが、小さすぎる魚を混養してはいけない。魚を食べることもできるからである。
3、クサガメ:クサガメは我が国で最もよく見られる観賞用のカメの1つで、分布が非常に広く、中途のカメ類に属し、気性が温和なので、魚と混養することもできるが、できれば着陸する場所を与えて、泳ぎ疲れた時に岸に上がって休息できるようにした方がよい。