カメを飼う冬には一般的に水を出さないが、放水は冬眠に影響する。冬眠はカメの習性で、すべての品種が冬眠するわけではないが、多くは冬になるとこの方法で冬を越す。冬場は食べ物が乏しく、低温も活動に影響するからだ。人工飼育の場合は加温できるので冬眠しなくてもいいが、発育にはマイナスの影響がある。
1、冬眠法:ほとんどのカメにとって、冬眠は最良の冬の過ごし方である。飼育コストを下げることができる一方で、発育・成熟を促す効果もある。しかし冬眠にはリスクがあり、温度や湿度をコントロールしていないと凍死することもある。通常、安全に冬を越せるように秋に栄養を補給し、冬眠の2週間前に餌やりをやめるとともに、中に潜り込むために温度を下げて砂を提供する必要がある。カメは通常3カ月で冬眠から覚めてしまう。
2、加温法:カメが小さかったり、体がやせていたりすると冬眠して死んでしまう可能性があるので、加温して冬を越すのがよい。加温越冬とは環境の温度を上げることで、これまでの季節のように普通に飼育して、餌をやるべき、水を変えるべき、水を変えるべき、ということでも冬を乗り切ることができます。しかし、このように育てられたカメは体質が強くないので、翌年も冬眠した方がいい。