飼いカメが冬眠するなら、まずは餌やりに気をつけましょう。冬眠する期間は数か月もあり、その間は食べないため、カメが耐えられるように栄養を蓄えておく必要がある。秋になると餌を増やす必要があり、1日2回与え、魚やエビなどの良い餌を多用することで、より健康に育ち、冬を過ごすのにも安全になる。
カメが冬眠する二、二週間前には、断食の準備をして、徐々に冬眠状態にすることができ、気温も徐々に下げることができますが、一日にあまり下げすぎてはいけません。胃腸に物が入らないように、あらかじめ温かい水に浸しておくと、排便がよくなり、健康に影響が出ないようになります。
飼いカメは環境の湿度をコントロールできるとは限らないので、脱水を防ぐためには定期的に放水をして湿らせておくことが望ましい。また温度調節にも注意が必要で、温度が高くなると早めに目覚め、冬眠を繰り返すと寿命を消耗します。同時に温度も低くなりすぎてはならず、低くなると生存を脅かしかねない。
カメは一般的に3月まで冬眠しますが、温度が上がるにつれて徐々に目覚めていきます。冬を経験すると筋肉が硬くなるので、すぐに餌を与えたり、水に放すのではなく、3~4日待ってからエビの肉を少し与え、回復したら水に入るようにしましょう。