観賞魚に白い点があるということは、白点病にかかっていることを示しています。よくある病気で、コグワムシが魚体に侵入することで起こる病気で、うつりやすいだけでなく、被害が極めて大きいため、速やかな治療が必要です。この病気は秋の終わりや春の初めに多く発生しますが、この時の温度は比較的低く、コグワムシが成長・繁殖しやすいため、病気を予防するためにも、25℃以上に保つように温度コントロールを心がける必要があります。
1、給餌停止:魚が白点病にかかったことを発見した後、いち早く給餌を停止する必要があります。この時魚の食欲自体も高くなく、給餌しても食べません。しかも水質を汚染します。一度水質が悪くなると、病状の回復が難しくなりますので、給餌を停止するのが最善の選択です。また、一週間餌をやらなくても餓死することはありませんので、心配はありません。
2、老三様:白点病の初期には、一般的に老三様を用いて治療を行い、つまり水を交換し、昇温し、塩を加える。水の入れ替えは普段と違い、通常は1日おきに行うことで、早く水質を改善することができます。昇温は毎日多くは上げられず、1日2℃まで25℃以上まで上がり、28℃前後に抑えるのがベストです。塩を加えるのも多めではなく、塩度は1000分の5程度でOK。
3、薬物浸洗:もし白点病の状况が深刻になって、老三様では治らない場合、この時は薬物で魚体を浸洗する必要があります。最もよく使われているのが白点浄で、この薬の効き目は良く、数分で白点が剥がれてしまいます。しかし、薬害が生じないように薬の量もコントロールしなければならない。